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業界のIRニュース

東邦HD-2021年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)

2020.07.27

東邦ホールディングス株式会社の当第1四半期の連結業績は、売上高298,676百万円(前年同期比4.4%減)、営業利益1,772百万円(前年同期比48.2%減)、経常利益3,512百万円(前年同期比30.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,271百万円(前年同期比33.4%減)となった。

医薬品卸売事業については、緊急事態宣言下での営業活動を原則自粛し、医薬品の安定供給を最優先とした活動を行った。また、薬局本部システム『ミザル』を活用した配送回数の最適化や、納品時に検品を行わない「ノー検品」の推進など、顧客・同社双方の感染リスクと業務負担を軽減する非接触型配送ビジネスモデルを推進した。さらに、初診受付サービスやFuture ENIFをはじめとする顧客支援システムの推進やワークスタイルの変革と業務プロセスの見直し等による経費削減にも取り組んだ。しかしながら、新型コロナウイルスへの感染を警戒した患者の受診抑制と緊急事態宣言下での営業自粛の影響により、当第1四半期の医薬品卸売事業の売上高は287,635百万円(前年同期比4.4%減)、セグメント利益(営業利益)は2,155百万円(前年同期比35.2%減)となった。

調剤薬局事業については、調剤報酬改定への対応に取り組むとともに、顧客支援システムを活用した店舗業務の効率化や標準化による収益性の改善に取り組んだものの、患者の受診抑制に伴う処方箋応需枚数の減少により、売上高は22,512百万円(前年同期比5.1%減)、セグメント利益(営業利益)は118百万円(前年同期比82.2%減)となった。

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