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マツモトキヨシHD-2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

2019.05.10

株式会社マツモトキヨシホールディングスの当連結会計年度におけるグループ連結業績は、売上高5,759億91百万円(前期比3.1%増)、営業利益360億28百万円(同7.3%増)、経常利益389億78百万円(同7.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益250億35百万円(同10.0%増)となり、売上及び各利益とも、過去最高となった。

同社グループは、ローリングした中期的な戦略テーマとして「需要創造に向けた新業態モデルの構築」「オムニチャネルを起点としたCRMのさらなる進化」の2つを継続し、新たな戦略テーマとして「市場シェアの向上と強固な収益基盤の確立」を掲げ取組んでいる。具体的には、エリアシェア拡大に向けた主要都市での至近距離出店、インバウンド需要獲得のための新たな立地への展開とともに、既存店における免税対応店舗の拡大(新店を含め929店舗(前期末比401店舗増))を図り、これら店舗から得られた各種データを活用することで立地・環境に合わせた最適な品揃えを実行している。

調剤事業の強化・拡大に向けた取組みについては、厚生労働省が進める「健康サポート薬局」の認可を受けた24店舗において地域医療連携を推進するとともに、調剤サポートプログラムの導入契約も順調に拡大している。また、プライベートブランド(PB)商品の構成比拡大にも注力している。

店舗展開については、グループとして81店舗の新規出店に加え、既存店舗の活性化を目的として「matsukiyo LAB」への業態変更を含め88店舗の改装を実施。同時に、不採算店舗31店舗の早期閉鎖を実施した。その結果、当連結会計年度末におけるグループ店舗数は1,654店舗としている。

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