アインHD-2025年4月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2025.06.06
アインホールディングスが5日に公表した2025年4月期連結決算によると、ファーマシー事業は売上高3847億8300万円(前期比7.6%増)、営業利益227億7600万円 (14.5%減) と増収減益だった。高額医薬品の処方増で処方箋単価が上昇したほか、かかりつけ薬剤師・薬局の機能強化や待ち時間短縮などの患者サービスの向上により処方箋枚数も増え、増収を確保。一方で、薬価・調剤報酬改定の影響や給与水準の引き上げに伴う人件費の増加が響いた。
期中の出店状況は、M&A(合併・買収)を含めてグループ全体で98店舗を出店し、25店舗を閉店、14店舗を事業譲渡し、グループの薬局総数は1290店舗となった。リテール事業でFrancfrancがグループ入りし、売上高が大きく伸長したが、ファーマシー事業の利益減少が影響した。
連結業績は、売上高4568億400万円 (14.3%増)、営業利益168億7100万円 (17.4%減)、純利益92億6100万円(18.8%減)だった。