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メディカルシステムネットワーク-平成30年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

2018.05.08

株式会社メディカルシステムネットワークの当連結会計年度における業績は、主力事業である医薬品等ネットワーク事業が順調に推移したこと、調剤薬局事業において既存店が順調に推移したこと及び新規出店やM&Aにより取得した店舗が業績寄与したこと等により、売上高は93,977百万円(前期比5.8%増)、営業利益3,163百万円(同49.7%増)、経常利益3,250百万円(同54.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,022百万円(同78.8%増)となった。

医薬品等ネットワーク事業については、新規加盟件数が順調に推移し受発注手数料収入が増加したこと等により、売上高は3,639百万円(前期比12.4%増)、営業利益1,949百万円(同13.4%増)となった。なお、平成30年3月31日現在の医薬品ネットワーク加盟件数は、調剤薬局2,453店舗、56病・医院の合計2,509件(前連結会計年度末比739件増)となり、目標加盟件数2,200件を大幅に上回る結果となり、平成11年9月にサービスを開始してから平成25年1月に加盟店件数1,000件を達成するまで13年以上を要したが、以降はわずか5年2ヶ月で2,500件に到達している。中小薬局の経営環境の悪化や同社サービスの認知度向上に加え社外パートナー企業との連携が奏功し、近年は加盟店拡大のペースが加速している。

調剤薬局事業については、地域住民の皆様の健康を様々な面からサポートする地域薬局として、在宅医療への取組やかかりつけ薬剤師・薬局としての機能の発揮等を推進している。その結果、当連結会計年度における業績は、これらの取組を進めたこと等により既存店が順調に推移したこと及び新規出店やM&Aにより取得した店舗が業績寄与したこと等により、売上高は87,172百万円(前期比6.8%増)、営業利益3,060百万円(同32.2%増)となった。

同社グループの調剤薬局の店舗展開については、調剤薬局8店舗を新規出店するとともに株式取得により7社(19店舗)を取得する一方、3店舗の閉鎖及び2店舗の事業譲渡を行っている。また、グループ会社の吸収合併(4社)を行い、収益基盤の強化を図っている。平成30年1月に株式取得により連結子会社とした株式会社アポテックは青森県を中心にグループ全体で14店舗を展開しており、東北地方でのドミナント化が大きく進展した。平成30年3月31日現在の店舗数は、調剤薬局399店舗、ケアプランセンター1店舗、ドラッグストア8店舗としている。

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